はじめに
友だちの子に障がいがあると聞いたとき、どう声をかけていいのかわからず戸惑ってしまう――。
長く付き合ってきた友人だからこそ、余計に悩んでしまうものです。
この記事では、医療的ケア児のママであるMayumiが、友人としてどう寄り添えばいいのかを「相談室」形式でまとめました。今日からそのまま使える言葉選びや、距離の取り方のヒントをお届けします。
Q1:ママ友の子が医療的ケア児

ママ友
先日生まれた友人の子に障がいがありました。
私もショックで、なんと声をかけていいかわかりません。

Mayumi
「かわいそうと思っているのでは?」と気にさせてしまうのが、医療的ケア児ママのつらいところ。
だからこそ、言葉選びが難しいんですよね。
- 「頑張って!」はプレッシャー
- 「大変だね」は他人事
- 「いつ治る?」には答えがない
まずは “赤ちゃんとして” “子どもとして” 見てあげてほしいです。
「可愛いね!」
「育児って大変だよね!」
医療の話ではなく、“育児の感覚” を共有してくれることが、すごく救いになります。
医療的ケア児ママの本音①
「大丈夫?」を何度も言われるのは苦しかったです。
私は“障がい児のママ”なんだとレッテルを貼られた気持ちになりました。
でも、距離を置かれて「何もできないから…」と言われるのもつらい。
難しいけど、友だちでいてほしい、それが本音です。
Q2:関係が変わってしまう

ママ友
これから生まれる友人の子に障がいがあるとわかりました。
今までと同じように接して大丈夫でしょうか。

Mayumi
できる限り“今までと同じように”接してください。
もし子どもの話がしづらいなら、
長い付き合いなら、他にも話題はたくさんありますよね。
共通の趣味、ドラマ、仕事の話——
ママ同士であっても、まずは“ただの友だち”。
医療的ケア児ママの本音②
私は仲の良いママ友とは、子どもの話はあまりしません。
ドラマや共通の知り合いの話で盛り上がる時間が、自分をママである前に“人”なのだと感じさせてくれます。
でも、私が娘の話をしたいとき、きちんと寄り添って聞いてくれます。
娘のことは、私が話したいときだけ話す。
このスタンスを、友人は言わずとも理解してくれているのです。
わがままだけど、ありがたい。
家族でも他人でもない、
友だちの存在って本当に特別です。
Q3:関わり方の範囲は?

ママ友
昔からの友人でママ友にもなれたのだから、子どもの話もしたい。
でも友人の子は医療的ケア児。
どこまで聞いていいのか迷います。
遊びに誘うのも不安です。

Mayumi
医療や障がいの話はとてもセンシティブです。
興味本位での質問はNG。
細かいことを詮索されるのは避けたいんです。
本当に信頼している友人なら、
話したいときに自分から話します。
遊びに誘うのは大歓迎です!
ただ、何度も無理強いしてしまうのはNG。
外出は荷物も多く大変なので、
可能なら “あなたが友だちの家に行く” のが一番嬉しいかもしれません。
お土産は子ども向けじゃなくて、ママ向けでも◎
家に来てもらえるだけで救われます。
医療的ケア児ママの本音③
少し特別な経験かもしれませんが、「私の子も障がい児だよ!」とマウント?を取られ、「どんな病気?」「どんなケアが必要なの?」と質問攻め。正直しんどかったです。
状況は人それぞれなのに比べられるとつらい。
家に遊びに来てくれる友だち、本当に宝です。お子さんが医療機器には触れないようにだけお願いしてます。
こちらの記事では、医療的ケア児のママが、 “本当に使える&嬉しい出産祝い7選” をまとめました。
おわりに
医療的ケア児のママは、「ママ」である前に「一人の友人」。
特別扱いされることが苦しかったり、距離を置かれたくなかったり、
とても繊細な気持ちで日々を過ごしています。
もちろん、医療的ケア児のママにも悩みはあるし、
健常なお子さんのママにも、そのママなりのたくさんの悩みがあります。
立場が違っても、同じママ同士、支え合えたらきっと心が軽くなります。
あなたが“今まで通りの友だちでいてくれること”。
それだけで救われる瞬間が、必ずあります。
どうか、自然に、あたたかく。
その優しさは、きっと友だちの心に届きます。
